Pgpool-II 4.4.2 文書 | |||
---|---|---|---|
前のページ | 上に戻る | 第 5章サーバの設定 | 次のページ |
Pgpool-IIアイドル状態の子プロセスの管理方法を指定します。 有効なオプション:
表 5-1. 指定可能なプロセス管理モード
static | すべての子プロセスは起動時に事前にフォークされます。 子プロセスの数は固定です(num_init_children)。 |
dynamic | 子プロセスはオンデマンドで生成され、最大num_init_childrenです。 アイドル状態の子プロセスの数はmin_spare_childrenとmax_spare_childrenの設定値に基づいて増減していきます。 |
デフォルトはstaticで、V4.4より以前のバージョンとの互換性があります。
process_management_modeは、Pgpool-II V4.4より以前のバージョンでは使用できません。
詳細は項3.3.3を参照してください。
アイドル状態のプロセスの数を満たすためのプロセス管理戦略を指定します。 有効なオプション:
表 5-2. 指定可能なプロセス管理戦略
lazy | この戦略では、スケールダウンが徐々に実行され、余分なアイドル状態のプロセスが5分以上残っている場合にのみトリガーされます。 |
gentle | この戦略では、スケールダウンが徐々に実行され、余分なアイドル状態のプロセスが2分以上残っている場合にのみトリガーされます。 |
aggressive | この戦略では、スケールダウンが積極的に実行され、アイドル状態のプロセスが多い場合により頻繁にトリガーされます。 このモードでは、max_spare_childrenを満たすために、サービスを提供するための子プロセスの識別基準は、より高速でややスマートでないプロセス選択基準を使用します。 |
デフォルトはgentleです。
process_management_strategyは、Pgpool-IIV4.4より以前のバージョンでは使用できません。
保持する予備(アイドル状態)の子プロセスの最小個数を指定します。 予備(アイドル状態)の子プロセス数がmin_spare_childrenを下回った場合、Pgpool-IIは許容される子プロセスの合計上限(num_init_children)に達しない限り、新しい子プロセスを生成します。 デフォルト値は5です。
このパラメータはPgpool-IIの設定を再読み込みすることで変更可能です。
このパラメーターは、動的プロセス管理モードが有効になっている場合にのみ適用されます。
保持する予備(アイドル状態)の子プロセスの最大個数を指定します。 予備(アイドル状態)の子プロセス数がmax_spare_childrenを超えた場合、Pgpool-IIは余分な子プロセスを強制終了します。 デフォルト値は10です。
このパラメータはPgpool-IIの設定を再読み込みすることで変更可能です。
このパラメーターは、動的プロセス管理モードが有効になっている場合にのみ適用されます。