Pgpool-II 3.7.0 文書 | |||
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Amazon Aurora for PostgreSQL Compatibility (Aurora) は、PostgreSQL用のマネージドサービスです。 ユーザから見ると、Auroraは、いくつか例外があるものの、ストリーミングレプリケーションのクラスタのように見えます。フェイルオーバやオンラインリカバリはAuroraによって管理されます。 ですから、failover_command、follow_master_command、 それにオンラインリカバリ関連のパラメータは設定の必要がありません。 この章では、Aurora用のPgpool-II設定を説明します。
pgpool.conf.sample-streamをコピーしてpgpool.confを作ります。
sr_check_periodを0にして、ストリーミングレプリケーション遅延チェックを無効にします。 Auroraでは、ストリーミングレプリケーションの遅延をチェックするための関数が提供されないためです。
enable_pool_hbaをオンにし、md5認証を有効にします。 (Auroraでは常にmd5認証が有効になっています)
pool_passwordを作成します。 詳細は項6.2.2をご覧ください。
backend_hostname0をAuroraのwriterノードに設定します。 他のbackend_hostnameはAuroraのreaderノードに設定します。 backend_data_directoryは設定の必要がありません。
backend_hostname0のbackend_flagのALWAYS_MASTERをオンにします。
ヘルスチェックを有効にします。 health_check_periodに5を設定します. health_check_user、health_check_password、 health_check_user、health_check_database に適切な値を設定します。 リトライを設定します。 Auroraは、スィッチングオーバやフェイルオーバの際に、一時的に全DBノードを停止します。 リトライを行わないと、Pgpool-IIから見ると全DBノードがダウン状態になり、Pgpool-IIの再起動が必要になります。 health_check_max_retriesを20に、health_check_retry_delayを1にして、そのような問題を回避してください。
同様の理由により、接続時あるいは問い合わせ実行中のエラーによるフェイルオーバを避けるために、fail_over_on_backend_errorをオフにしてください。