pcp_invalidate_query_cacheは、共有メモリ上にクエリキャッシュの破棄リクエストをセットします。 このリクエストは、クライアントから送られてきたメッセージが処理された時に、pgpoolとの個々のセッションに関連するPgpool-IIの子プロセスによって処理されます。 このことは、Pgpool-IIに接続するクライアントがないか、あるいはあったしてもすべてのクライアントがアイドルのままなら、次にメッセージが到着するまでリクエストは処理されないことを意味します。
このコマンドはSHOW POOL_CACHEで表示される統計情報を変更しませんが、その元になるクエリキャッシュの内容を破棄するため、一部の表示データは影響を受けます。 num_cache_hitsとnum_selectsは、キャッシュの破棄後も増加し続けます。 memqcache_methodがshmemの場合、used_hash_entries、num_cache_entries、used_cache_entries_sizeは一旦0となります。 free_cache_entries_sizeは増加するでしょう。
memory_cache_enabledがfalseなら、このコマンドはエラーを出力して終了します。