Pgpool-II 4.1.23 文書 | |||
---|---|---|---|
前のページ | 上に戻る | 付録 A. リリースノート | 次のページ |
リリース日: 2022-12-22
ログメッセージ"new IPC connection received"をDEBUG1にダウングレードしました。 (bug 775) (Bo Peng)
これは通常のメッセージで、LOGとして記録されるべきではありません。 パッチはpstefによって作成され、Bo Pengによってレビューされました。
pcp_proc_info、SHOW pool_poolsおよびSHOW pool_processes内のまれなセグメンテーション違反を修正しました。(Tatsuo Ishii)
セグメンテーション違反はget_pools()とget_processes()にありました。 それらは、最初に共有メモリ上の特定のプロセス情報スロットのpidを抽出し、次にキーとして pid を使ってスロットを再び検索していました。 これらのステップはロックによって保護されていなかったため、プロセス終了時に新しい子プロセスのフォークを担う親プロセスによって pid が上書きされた場合、 pid を使った検索が失敗し、NULLを返す可能性がありました。 その結果、それに続くNULLポインタの参照によってセグメンテーション違反が発生していました。
解決策は、最初にプロセス情報スロットへのポインタを取得し、次にポインタからpidメンバを抽出することです。 この方法でも、親プロセスによる共有メモリ情報の同時更新は可能ですが(出力におかしな結果をもたらす可能性があります)、少なくともセグメンテーション違反は回避できます。
無効な長さのUnixドメインソケットパスを使えないように修正しました。(Masaya Kawamoto)
Doc: memqcache_methodの説明を拡充しました。(Tatsuo Ishii)
どの方式を使うべきかの説明を追加しました。
Doc: ヘルスチェックプロセスでSSLが使えることに言及しました。(Tatsuo Ishii)
ストリーミングレプリケーションのチェックでもSSLが使えることに言及しました。 これは2010年以降に使えていたはずです。
環境変数を使ってPGPOOLDIRを定義できるようにしました。 (bug 766) (Bo Peng)