Pgpool-II 4.1.23 文書 | |||
---|---|---|---|
前のページ | 上に戻る | 付録 A. リリースノート | 次のページ |
リリース日: 2022-08-18
クエリキャッシュの不具合を修正しました。(Tatsuo Ishii)
Pgpool-IIは"Select '2022-02-18 07:00:00.006547'::timestamp"のような問合せをキャッシュしていませんでした。 TIMESTAMP、TIME、DATEを含むSELECT文はキャッシュされるようになりますが、TIMESTAMPZ、TIMEZを含むSELECT文は"SET TIME ZONE"コマンドなどで結果が変更されるためキャッシュされません。 また、TIMESTAMPZやTIMEZ型を返す関数を含むSELECT文も同様の理由でキャッシュされません。 Discussion: [pgpool-general: 8285]
Doc: 特定のSELECT文がキャッシュされないことに言及しました。(Tatsuo Ishii)
特定のSELECT文は以下です。
TIMESTAMP WITH TIMEZONE、TIME WITH TIMEZONEを返す関数を使っているSELECT
TIMESTAMP WITH TIMEZONE、TIME WITH TIMEZONEへのキャストを含むSELECT
SQLValueFunction (CURRENT_TIME, CURRENT_USERなど)を含むSELECT
Doc: Unixドメインソケット接続するときのPCPパスワードファイルの使用についての説明を修正しました。(Masaya Kawamoto)
pcppassファイルのlocalhostエントリはデフォルトのPCPソケットディレクトリパスへの接続とのみマッチして、全てのUnixソケット接続には使用されません。 この振る舞いはpgpassファイルと同じです。
Doc: memqcache_maxcacheとmemqcache_expireの誤った説明を修正しました。(Tatsuo Ishii)
これらのパラメータは設定ファイルの再読み込みでは変更できず、Pgpool-IIの再起動が必要です。 Discussion: [pgpool-general: 8195]
Test: 回帰テストでPgpool-IIのバージョンを表示するようになりました。(Tatsuo Ishii)
Test: 適切なinstall directoryでpgpool.confを探すように回帰テストスクリプトを修正しました。(Tatsuo Ishii)