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提供: pgpool Wiki
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Pgpool Wikiへようこそ!

pgpool-IIとは?

pgpool-Ⅱは、PostgreSQLサーバとクライアントの間で稼働する、ミドルウェアです。ライセンスはBSDライセンスです。下記のような機能があります。

  • コネクションプーリング
pgpool-IIはPostgresSQLとの接続を保持し、ユーザ名、データベース名、プロトコルバージョンなどの属性が同じである新しい接続があるたびに、それらの接続を再利用します。それによってコネクション確立のオーバヘッドを減らし、システム全体のスループットを向上させます。
  • レプリケーション
pgpool-Ⅱは複数のPostgreSQLサーバを管理することができます。レプリケーション機能を使うことで、二つ以上の物理ディスクをリアルタイムでバックアップすることが可能になります。そのため、ディスクが故障してもサーバを止めることなく、サービスを継続することができます。
  • ロードバランス
データベースがレプリケーションされると、どのサーバでSELECT文が発行されても、同じ結果を返すようになります。Pgpool-Ⅱはレプリケーション機能を活用することで、SELECTクエリーを複数のサーバへ分散することで各PostgreSQLサーバの負荷を軽減し、システム全体のスループットを向上させています。パフォーマンスは、PostgreSQLサーバの数に比例して向上します。ロードバランスは、同時にたくさんのクエリーがたくさんのユーザによって発行されるような状況で、最も能力を発揮します。
  • 最大接続数の制御について
PostgreSQLには最大同時接続数の制限があり、制限を超えると新しい接続は拒絶されます。最大接続数の設定を行うことは、リソースの消費を増加させシステムのパフォーマンスに影響することになります。pgpool-Ⅱにも最大接続数の制限がありますが、制限を超えた接続が来てもすぐさまエラーを返すことはなく、接続が空くのを待たせます。
  • パラレルクエリー
パラレルクエリー機能は、データを複数のサーバに分けて格納し、クエリーをすべてのサーバにて平行して実行することで、全体の実行時間を減らす機能です。パラレルクエリーは大規模データを検索するときに、最適です。Pgpool-Ⅱは、PostgreSQLのバックエンドとフロントエンドのプロトコルと通信し、それらの間のコネクションを中継します。それによって、フロントエンドであるデータベースアプリケーションはpgpool-Ⅱを、実際にはPostgreSQLであると認識し、バックエンドであるデータベースサーバはpgpool-Ⅱをクライアントであると認識します。Pgpool-Ⅱは、サーバとクライアントの両方に対して透過的であるため、既存のデータベースアプリケーションのソースの変更はほとんど必要なく、pgpool-Ⅱを導入することができます。


pgpool-Ⅱのライセンス

Copyright (c) 2003-2015 PgPool Global Development Group

上記の著作権表示がすべてのコピーに表示され、その著作権表示とこの許可通知の両方がサポートドキュメントに表示されていることを条件とし、使用、コピー、改変そしてこのソフトウェアとドキュメントをあらゆる目的で無料で配布する権限が付与されています。また、特定の書面による事前の許可なしに、著者の名前を広告やソフトウェアの配布に関する宣伝に使用することは認められていません。著者は、どのような目的であっても、このソフトウェアの適合性についていかなる保証も表明もしません。明示または黙示の保証なしで"そのままで"提供されています。

安定版

  • pgpool-II: 3.4, 3.3, 3.2, 3.1, 3.0
  • pgpoolAdmin: 3.4, 3.3
  • pgpool-HA: 2.1

What's new

安定版

pgpool-II 3.4.3, 3.3.7, 3.2.12, 3.1.15, 3.0.19 がリリースされました (2015/07/24)

これらはそれぞれのメジャーバージョンに置ける最新安定阪です。 ダウンロードはこちら

pgpool-II 3.4.3の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.3.7の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.2.12の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.1.15の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.0.19の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.4.2, 3.3.6, 3.2.11, 3.1.14, 3.0.18 がリリースされました (2015/04/08)

これらはそれぞれのメジャーバージョンに置ける最新安定阪です。 ダウンロードはこちら

pgpool-II 3.4.2の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.3.6の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.2.11の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.1.14の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.0.18の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.4.1, 3.3.5, 3.2.10, 3.1.13, 3.0.17 および pgpoolAdmin 3.4.1 がリリースされました (2015/02/05)

これらはそれぞれのメジャーバージョンに置ける最新安定阪です。 ダウンロードはこちら

pgpool-II 3.4.1の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.3.5の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.2.10の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.1.13の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.0.17の更なる情報はこちら:

pgpoolAdmin 3.4.1の更なる情報はこちら:

pgpool-II 公式の yum レポジトリが公開されました (2014/12/16)

pgpool-II 公式の yum レポジトリが公開されました。

http://www.pgpool.net/yum/

これにより、yum コマンドを用いた pgpool-II および pgpoolAdmin のインストール・アップデートが可能になります。 現在のところ pgpool-II 3.3 以降、 RHEL6 x86_64 プラットフォームがサポートされています。

詳しくは yum レポジトリ をご覧ください。

pgpool-II 3.4.0 と pgpoolAdmin 3.4.0 が正式リリースされました。 (2014/11/07)

Pgpool-II 3.4.0 と pgpoolAdmin 3.4.0 が正式リリースされました。

ここからダウンロードできます。


pgpool-II 3.4の主な新機能は以下です。

  • アプリケーション名やデータベース名を用いた細かなロードバランシング制御
  • ログ出力に関する機能の追加
    • pgpool-II プロセス名の出力
    • PostgreSQL と同様の重要度のコント−ル
  • PostgreSQL 9.4 互換の SQL パーサ
  • PostgreSQL のメモリマネージャおよび例外マネージャの採用
  • IPv6 への対応
  • ソースコードツリーの再構成
  • その他

pgpool-II 3.4.0の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.3.4, 3.2.9, 3.1.12, 3.0.16 がリリースされました (2014/09/05)

これらはそれぞれのメジャーバージョンにおける最新安定阪です。 ダウンロードはこちら

pgpool-II 3.3.4の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.2.9の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.1.12の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.0.16の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.3.3, 3.2.8, 3.1.11, 3.0.15 および pgpoolAdmin 3.3.1 がリリースされました (2014/03/24)

これらはそれぞれのメジャーバージョンに置ける最新安定阪です。 ダウンロードはこちら

pgpool-II 3.3.3の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.2.8の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.1.11の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.0.15の更なる情報はこちら:

pgpoolAdmin 3.3.1の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.2.7, 3.1.10, 3.0.14 がリリースされました (2013/12/06)

これらはそれぞれのメジャーバージョンに置ける最新安定阪です。 ダウンロードはこちら

pgpool-II 3.2.7の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.1.10の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.0.14の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.3.2 がリリースされました (2013/11/29)

これは3.3に置ける最新安定版です。 ダウウンロードはこちら

pgpool-II 3.3.2のさらなる情報はこちら:

pgpool-II 3.3.1, 3.2.6, 3.1.9, 3.0.13 がリリースされました (2013/09/06)

これらはそれぞれのメジャーバージョンに置ける最新安定阪です。 ダウンロードはこちら

pgpool-II 3.3.1の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.2.6の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.1.9の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.0.13の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.3.0.tar.gzに不足しているリグレッションテストスイート (2013/07/31)

新しいリグレッションテストスイートはpgpool-II 3.3.0.tar.gzに含まれておりません。 リポジトリーまたは こちらからダウンロードしてください。

pgpool-II 3.3 and pgpoolAdmin 3.3の公式リリース (2013/07/30)

Pgpool-II 3.3 は公式リリースされています。

ダウンロードは こちら

バージョン3.3の新しい機能:

  • watchdogが強化されました。
    • ハートビートの信号を使用した、watchdogの死活監視の新しいモニタリング方式。
    • フェイルオーバー/フェイルバッグスクリプトの連動
    • セキュアなwatchdogの通信
    • watchdogの状態を取得するためのPCP コマンド
    • etc.
  • その他
    • PostgreSQL9.2のrawパーサをインポート
    • 新しいpgpoolセットアップツール
    • pgpoolの特定の拡張機能をインストールするためのCREATE EXTENSIONの使用をサポート
    • テストスイートのレグレッション
    • etc.

pgpool-II 3.2.5, 3.1.8, 3.0.12 の公式リリース (2013/07/10)

これらはそれぞれのメジャーバージョンに置ける最新安定阪です。 ダウンロードはこちら

pgpool-II 3.2.5の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.1.8の更なる情報はこちら:

pgpool-II 3.0.12の更なる情報はこちら:

開発

pgpool-II 3.5 alpha1 リリース (2015/11/16)

Pgpool-II 3.5 alpha1がリリースされました。安定版ではなく、開発者のためのバージョンです。

V3.5 の新しい特徴:

  • 拡張問い合わせプロトコル使用時のパフォーマンス改善
  • Thundering herd(獣群の暴走)問題対応によるパフォーマンス改善
  • より障害に強く拡張性が高くなった watchdog
  • PCP コマンドの改善
  • PostgreSQL 9.5 パーサの取り込み
  • など

ダウンロードはこちら

pgpool-II 3.3 RC1 リリース (2013/07/25)

Pgpool-II 3.3 RC1がリリースされました。安定版ではなく、開発者のためのバージョンです。

ダウンロードは こちら

pgpool-II 3.3 beta1 リリース (2013/06/12)

Pgpool-II 3.3 beta1がリリースされました。安定版ではなく、開発者のためのバージョンです。

ベータ版のテストプログラムにご参加ください。pgpoo-Ⅱ3.3をよりよくするために力を貸して下さい!

ダウンロードはこちら

pgpool-II 3.3 alpha1 リリース (2013/05/17)

Pgpool-II 3.3 alpha1がリリースされました。安定版ではなく、開発者のためのバージョンです。

バージョン3.3の新しい機能:

  • watchdogが強化されました
    • ハートビートの信号を使用した、watchdogの死活監視の新しいモニタリング方式。
    • フェイルオーバー/フェイルバッグスクリプトの連動
    • セキュアなwatchdogの通信
    • etc.
  • その他
    • PostgreSQL9.2のrawパーサをインポート
    • 新しいpgpoolセットアップツール
    • pgpoolの特定の拡張機能をインストールするためのCREATE EXTENSIONの使用をサポート

ダウンロードはこちら

古い情報

こちら をご覧ください。

pgpool-Ⅱの有償サポートについて

pgpool-Ⅱのサポートを含む有償パッケージがあります。コンサルティングと年間サポートはSRA OSS, Inc. Japan (http://www.sraoss.co.jp/) が行っています。