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− | pgpool- | + | pgpool-Ⅱは、PostgreSQLサーバとクライアントの間で稼働する、ミドルウェアです。ライセンスはBSDライセンスです。下記のような機能があります。 |
− | * ''' | + | * '''コネクションプーリング''' |
− | : pgpool- | + | : pgpool-IIはPostgresSQLとの接続を保持し、ユーザ名、データベース名、プロトコルバージョンなどの属性が同じである新しい接続があるたびに、それらの接続を再利用します。それによってコネクション確立のオーバヘッドを減らし、システム全体のスループットを向上させます。 |
− | * ''' | + | * '''レプリケーション''' |
− | : pgpool- | + | : pgpool-Ⅱは複数のPostgreSQLサーバを管理することができます。レプリケーション機能を使うことで、二つ以上の物理ディスクをリアルタイムでバックアップすることが可能になります。そのため、ディスクが故障してもサーバを止めることなく、サービスを継続することができます。 |
− | * ''' | + | * '''ロードバランス''' |
− | : | + | : データベースがレプリケーションされると、どのサーバでSELECT文が発行されても、同じ結果を返すようになります。Pgpool-Ⅱはレプリケーション機能を活用することで、SELECTクエリーを複数のサーバへ分散することで各PostgreSQLサーバの負荷を軽減し、システム全体のスループットを向上させています。パフォーマンスは、PostgreSQLサーバの数に比例して向上します。ロードバランスは、同時にたくさんのクエリーがたくさんのユーザによって発行されるような状況で、最も能力を発揮します。 |
− | * ''' | + | * '''最大接続数の制御について''' |
− | : | + | : PostgreSQLには最大同時接続数の制限があり、制限を超えると新しい接続は拒絶されます。最大接続数の設定を行うことは、リソースの消費を増加させシステムのパフォーマンスに影響することになります。pgpool-Ⅱにも最大接続数の制限がありますが、制限を超えた接続が来てもすぐさまエラーを返すことはなく、接続が空くのを待たせます。 |
− | * ''' | + | * '''パラレルクエリー''' |
− | : | + | : パラレルクエリー機能は、データを複数のサーバに分けて格納し、クエリーをすべてのサーバにて平行して実行することで、全体の実行時間を減らす機能です。パラレルクエリーは大規模データを検索するときに、最適です。Pgpool-Ⅱは、PostgreSQLのバックエンドとフロントエンドのプロトコルと通信し、それらの間のコネクションを中継します。それによって、フロントエンドであるデータベースアプリケーションはpgpool-Ⅱを、実際にはPostgreSQLであると認識し、バックエンドであるデータベースサーバはpgpool-Ⅱをクライアントであると認識します。Pgpool-Ⅱは、サーバとクライアントの両方に対して透過的であるため、既存のデータベースアプリケーションのソースの変更はほとんど必要なく、pgpool-Ⅱを導入することができます。 |
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− | == pgpool- | + | == pgpool-Ⅱのライセンス == |
Copyright (c) 2003-2013 PgPool Global Development Group | Copyright (c) 2003-2013 PgPool Global Development Group | ||
− | + | 上記の著作権表示がすべてのコピーに表示され、その著作権表示とこの許可通知の両方がサポートドキュメントに表示されていることを条件とし、使用、コピー、改変そしてこのソフトウェアとドキュメントをあらゆる目的で無料で配布する権限が付与されています。また、特定の書面による事前の許可なしに、著者の名前を広告やソフトウェアの配布に関する宣伝に使用することは認められていません。著者は、どのような目的であっても、このソフトウェアの適合性についていかなる保証も表明もしません。明示または黙示の保証なしで"そのままで"提供されています。 | |
− | == | + | == 安定版 == |
* pgppool-II 3.3 | * pgppool-II 3.3 |
2013年9月10日 (火) 09:00時点における版
目次
Pgpool Wikiへようこそ!
pgpool-IIとは?
pgpool-Ⅱは、PostgreSQLサーバとクライアントの間で稼働する、ミドルウェアです。ライセンスはBSDライセンスです。下記のような機能があります。
- コネクションプーリング
- pgpool-IIはPostgresSQLとの接続を保持し、ユーザ名、データベース名、プロトコルバージョンなどの属性が同じである新しい接続があるたびに、それらの接続を再利用します。それによってコネクション確立のオーバヘッドを減らし、システム全体のスループットを向上させます。
- レプリケーション
- pgpool-Ⅱは複数のPostgreSQLサーバを管理することができます。レプリケーション機能を使うことで、二つ以上の物理ディスクをリアルタイムでバックアップすることが可能になります。そのため、ディスクが故障してもサーバを止めることなく、サービスを継続することができます。
- ロードバランス
- データベースがレプリケーションされると、どのサーバでSELECT文が発行されても、同じ結果を返すようになります。Pgpool-Ⅱはレプリケーション機能を活用することで、SELECTクエリーを複数のサーバへ分散することで各PostgreSQLサーバの負荷を軽減し、システム全体のスループットを向上させています。パフォーマンスは、PostgreSQLサーバの数に比例して向上します。ロードバランスは、同時にたくさんのクエリーがたくさんのユーザによって発行されるような状況で、最も能力を発揮します。
- 最大接続数の制御について
- PostgreSQLには最大同時接続数の制限があり、制限を超えると新しい接続は拒絶されます。最大接続数の設定を行うことは、リソースの消費を増加させシステムのパフォーマンスに影響することになります。pgpool-Ⅱにも最大接続数の制限がありますが、制限を超えた接続が来てもすぐさまエラーを返すことはなく、接続が空くのを待たせます。
- パラレルクエリー
- パラレルクエリー機能は、データを複数のサーバに分けて格納し、クエリーをすべてのサーバにて平行して実行することで、全体の実行時間を減らす機能です。パラレルクエリーは大規模データを検索するときに、最適です。Pgpool-Ⅱは、PostgreSQLのバックエンドとフロントエンドのプロトコルと通信し、それらの間のコネクションを中継します。それによって、フロントエンドであるデータベースアプリケーションはpgpool-Ⅱを、実際にはPostgreSQLであると認識し、バックエンドであるデータベースサーバはpgpool-Ⅱをクライアントであると認識します。Pgpool-Ⅱは、サーバとクライアントの両方に対して透過的であるため、既存のデータベースアプリケーションのソースの変更はほとんど必要なく、pgpool-Ⅱを導入することができます。
pgpool-Ⅱのライセンス
Copyright (c) 2003-2013 PgPool Global Development Group
上記の著作権表示がすべてのコピーに表示され、その著作権表示とこの許可通知の両方がサポートドキュメントに表示されていることを条件とし、使用、コピー、改変そしてこのソフトウェアとドキュメントをあらゆる目的で無料で配布する権限が付与されています。また、特定の書面による事前の許可なしに、著者の名前を広告やソフトウェアの配布に関する宣伝に使用することは認められていません。著者は、どのような目的であっても、このソフトウェアの適合性についていかなる保証も表明もしません。明示または黙示の保証なしで"そのままで"提供されています。
安定版
- pgppool-II 3.3
- pgppool-II 3.2
- pgppool-II 3.1
- pgppool-II 3.0
What's new
Stable
Missing regression test suite in pgpool-II 3.3.0.tar.gz (2013/07/31)
New regression test suite was not accidentally included in the pgpool-II 3.3.0.tar.gz tar ball. You can get it from git repository or download from here.
pgpool-II 3.3 and pgpoolAdmin 3.3 officially released (2013/07/30)
Pgpool-II 3.3 is now officially released.
You can download them here.
V3.3's new features are:
- Enhancements for watchdog
- New monitoring method of watchdog lifecheck using heartbeat signal
- Interlocking of failover/failback script
- Secure watchdog communication
- PCP command for retrieving the watchdog status
- etc.
- Othres
- Import PostgreSQL 9.2 raw parser
- New pgpool_setup tool
- Support for using CREATE EXTENSION to install pgpool specific extensions
- regression test suit
- etc.
pgpool-II 3.2.5, 3.1.8, 3.0.12 officially released (2013/07/10)
These are the latest stable versions of each major branches.
You can download them here.
Learn more about pgpool-II 3.2.5:
Learn more about pgpool-II 3.1.8:
Learn more about pgpool-II 3.0.12:
Development
pgpool-II 3.3 RC1 released (2013/07/25)
Pgpool-II 3.3 RC1 is now relased. This is not a stable version but just for developers.
You can download it from here.
pgpool-II 3.3 beta1 released (2013/06/12)
Pgpool-II 3.3 beta1 is now relased. This is not a stable version but just for developers.
Users are encouraged to take part in our beta test program. Please help us in testing and making pgpool-II 3.3 better!
You can download it from here.
pgpool-II 3.3 alpha1 released (2013/05/17)
Pgpool-II 3.3 alpha1 is now relased. This is not a stable version but just for developers.
V3.3 has a new feature:
- Enhancements for watchdog
- New monitoring method of watchdog lifecheck using heartbeat signal
- Interlocking of failover/failback script
- Secure watchdog communication
- etc.
- Othres
- Import PostgreSQL 9.2 raw parser
- New pgpool_setup tool
- Support for using CREATE EXTENSION to install pgpool specific extensions
You can download it from here.
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Where can I get commercial support for pgpool-II?
Some commercial packages include pgpool-II support. Consulting and annual support can be purchased from SRA OSS, Inc. Japan(http://www.sraoss.co.jp/index_en.php).