Pgpool-II 4.4.2 文書 | |||
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この章では、RPMからPgpool-IIのインストールについて説明します。 ソースコードからインストールする場合は、項2.2を参照してください。
Pgpool-IIの公式RPMは、https://www.pgpool.net/yumから入手できます。
RHELとその派生ディストリビューションでは、以下を一度行ってください。
dnf install https://www.pgpool.net/yum/rpms/4.4/redhat/rhel-8-x86_64/pgpool-II-release-4.4-1.noarch.rpm
そして以下を実施してください。
dnf install pgpool-II-pg15
pg15は、PostgreSQL 15を意味しています。 Pgpool-IIはPostgreSQLのライブラリと拡張のディレクトリが必要です。 そのディレクトリへのパスはPostgreSQLのバージョンごとに異なっているので、PostgreSQLに対応するRPMを選んでください。 またRPMは、PostgreSQLコミュニティRPMを使用することを前提としています。
dnf install pgpool-II-pg15-debuginfo
これにより、コアファイルあるいはバックトレースにおいて、デバッグ用のシンボルを得ることができます。 インストールすることを推奨します。 開発向けのオプションパッケージがあります。
dnf install pgpool-II-pg15-devel
これにより、開発者向けのヘッダーファイルがインストールされます。
すべてのPostgreSQLサーバに、以下をインストールしてください。
dnf install pgpool-II-pg15-extensions
すべてのPgpool-II設定ファイルは/etc/pgpool-IIにあります。 設定方法については項3.3を参照ください。
RHEL7,8/CentOS7,8では、Pgpool-IIの自動起動を設定する場合、以下を実行してください。
systemctl enable pgpool.service
この後Pgpool-IIを起動するには、システム全体を再起動するか、以下を実行してください。 PostgreSQLサーバは、これよりも前に起動済みでなければならないことに注意してください。
systemctl start pgpool.service
Pgpool-IIを停止するには、以下を実行してください。PostgreSQLを停止する場合、Pgpool-IIを先に停止する必要があります。
systemctl stop pgpool.service
この後、PostgreSQLサーバを停止しても構いません。
RHEL6/CentOS6では、Pgpool-IIの自動起動を設定する場合、以下を実行してください。
chkconfig pgpool on
この後Pgpool-IIを起動するには、システム全体を再起動するか、以下を実行してください。 PostgreSQLサーバは、これよりも前に起動済みでなければならないことに注意してください。
service start pgpool
Pgpool-IIを停止するには、以下を実行してください。PostgreSQLを停止する場合、Pgpool-IIを先に停止する必要があります。
service stop pgpool
この後、PostgreSQLサーバを停止しても構いません。