A.1. リリース 4.2.3

A.1.1. 不具合修正

• サンプルスクリプトの改善を行いました。 (Bo Peng)

• リグレッションテスト018.detach_primaryの不具合を修正しました。 (Tatsuo Ishii)

• detach_false_primaryとfollow_primary_commandの競合状態を修正しました。(Tatsuo Ishii)

  detach_false_primaryとfollow_primary_commandが同時に実行されると、多くの問題が発生していました。 典型的な問題としては、プライマリノードが見つからないことです。

• Doc: heartbeat_deviceの説明を修正しました。(Tatsuo Ishii)

  heartbeat_deviceパラメータは、Pgpool-IIがrootで起動する場合にのみ使用できます。

• Doc: enable_consensus_with_half_votesの説明を改善しました。(Tatsuo Ishii)

• Doc: failover_when_quorum_existsに関する誤った説明を削除しました。(Tatsuo Ishii)

• database/app_name_redirect_preference_listがステートメントレベル負荷分散モードで正しく動作しない不具合を修正しました。 (bug 707) (Bo Peng)

• pgpool0の配下のみにデータベースクラスタを作成するようにwatchdog_setupを修正しました。(Tatsuo Ishii)

• log_directoryのデフォルト値を修正しました。(Tatsuo Ishii)

  パッチはKAWAMOTO Masayaはによって作成されました。

• "pgproto"のアプリケーション名をpgprotoに設定しました。(Tatsuo Ishii)

• クエリキャッシュが有効になっている場合のpgpoolのクラッシュを修正しました。 (bug 700) (Tatsuo Ishii)

  ストリーミングレプリケーションモードと論理レプリケーションモード以外でCloseCompleteを受信すると、Pgpool-IIがクラッシュしていました。

• follow_primary.shサンプルスクリプトを修正しました。 (bug 694) (Bo Peng)

  pg_rewindを実行した後に、スタンバイノードのpg_replslotディレクトリを空にするように修正しました。 これは、古いPostgreSQLバージョンではpg_replslotディレクトリがプライマリノードからコピーされる可能性があるためです。

• クエリキャッシュがストリーミングレプリケーションモードと論理レプリケーションモード以外で作成されない不具合を修正しました。(Tatsuo Ishii)

• pgpool_setupにおいて、再起動に失敗した場合にフルリストアを実行するようにpgpool_setupを修正しました。(Tatsuo Ishii)

• asyncpgを利用した場合のハングアップを修正しました。(Tatsuo Ishii)

• Startupパケットを受信したときのデバッグメッセージを改善しました。 (Tatsuo Ishii)

• Doc: 多数ドキュメントの改善を行いました。 (Tatsuo Ishii, Bo Peng)