pcp_node_info

名前

pcp_node_info --  指定されたノードの情報を表示する

概要

pcp_node_info [option...] [node_id]

説明

pcp_node_info 指定されたノードの情報を表示します。

オプション

-n node_id
--node-id=node_id

情報を表示するバックエンドノードのインデックスを指定します。

その他

pcp_common_options を参照してください。

ここでは例を示します。

    $ pcp_node_info -h localhost -U postgres 1
    /tmp 11003 2 0.500000 up standby 0 streaming async 2019-04-23 13:58:40
   

結果は以下の順のとおりです。

    
    1. ノードのホスト名
    2. ノードのポート番号
    3. ステータス
    4. ロードバランスウェイト
    5. バックエンド状態名
    6. バックエンドの役割
    7. レプリケーションの遅延
    8. レプリケーション状態 (PostgreSQL 9.1以降。pg_stat_replicationから取得)
    9. 同期レプリケーション状態 (PostgreSQL 9.2以降。pg_stat_replicationから取得)
    10. 最終ステータス変更時刻
   

7, 8, 9は、sr_check_periodが0以外でなければ正しく表示されません。 また、8, 9は、sr_check_userPostgreSQLのスーパーユーザーであるか、"pg_monitor"グループに所属していなけれ正しく表示されません。

注意: sr_check_userをpg_monitorグループに所属させるには、以下のSQLコマンドをPostgreSQLスーパーユーザーで実行してください("sr_check_user"をsr_check_userの設定値で置き換えてください)

	  GRANT pg_monitor TO sr_check_user;
	 

PostgreSQL 9.6にはpg_monitorグループがないので、sr_check_userPostgreSQLのスーパーユーザーでなければなりません。

ステータスは [0..3] までの数字で表わされます。各数字の意味は以下のとおりです。

ロードバランスウェイトは Normalize されたフォーマットで出力されます。

--verbose オプションは出力内容を理解するのに役に立ちます。例:

   $ pcp_node_info --verbose -h localhost -U postgres 1
   Hostname               : /tmp
   Port                   : 11003
   Status                 : 2
   Weight                 : 0.500000
   Status Name            : up
   Role                   : standby
   Replication Delay      : 0
   Replication State      : streaming
   Replication Sync State : async
   Last Status Change     : 2019-04-23 13:58:40