Pgpool-II 4.5.5 文書 | |||
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リリース日: 2024-02-29
サンプルスクリプトからrestore_commandの設定を削除しました。 (Bo Peng)
レプリケーションスロットが有効になっているため、restore_commandは不要です。 この設定により、フェールオーバーが失敗するケースがあるからです。
recovery_user, failover_on_backend_shutdownおよび insert_lockのデフォルト値を修正しました。 (Bo Peng)
recovery_userデフォルト値はhealth_check_userやsr_check_userと同じである必要があるため、 デフォルト値を''から'nobody'に変更しました。
failover_on_backend_shutdownの正しいデフォルト値は「false」、 insert_lockの正しいデフォルト値は「on」であるため、修正しました。
BEGINなどでのstatement_level_load_balanceの不具合を修正しました。 (Tatsuo Ishii)
statement_level_load_balanceが有効な場合、 load_balance_modeが無効であっても、 BEGIN/END/COMMIT/ABORT/SET/SAVEPOINT/RELEASE SAVEPOINT/DEALLOCATE ALL/DISCARDがプライマリノードとすべてのスタンバイノードに送信されていました。 これは明らかに間違っているだけでなく、スタンバイノードの1つがリモートネットワークにある場合、速度が低下する原因となります。
load_balance_modeがオフの場合、 Pgpool-IIはそのようなクエリをプライマリノードにのみ送信するように修正しました。
Reported: https://www.pgpool.net/pipermail/pgpool-general/2024-January/009059.html
Discussion: https://www.pgpool.net/pipermail/pgpool-hackers/2024-February/004423.html
日本語のWatchdogドキュメントを修正しました。 (Tatsuo Ishii)
Watchdog「リーダー」ではなく「マスター」を誤って使用していました。
英語のWatchdogドキュメントを修正しました。 (Tatsuo Ishii)
PostgreSQL「プライマリ」ではなく「メイン」を誤って使用していました。
日本語のdelay_threshold_by_timeドキュメントの間違いを修正しました。 (Bo Peng)
単位を指定しない場合は、秒でなく、ミリ秒と見なします。
037.failover_session/test.shを強化しました。 (Tatsuo Ishii)
以前は、pgbenchをバックグラウンドで起動した後、誤ってpg_ctl stopを実行していました。 スマートシャットダウンでは、クライアントセッションの継続中にバックエンドがシャットダウンしないため、 pgbench -Cオプションが設定されていない状態でも pgbenchを常に正常に実行できました。
pgbenchの実行中にバックエンドをシャットダウンするには、バックエンドのダウンをできるだけ早く検出できる ようにヘルスチェックパラメーターを調整するように修正しました。 これにより、pgbenchの実行中にフェイルオーバーがトリガーされるようになります。