Pgpool-II 4.5.5 文書 | |||
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リリース日: 2023-11-30
大文字のホスト名をサポートするようにサンプルスクリプトのレプリケーションスロット名の変換処理を変更しました。(Bo Peng)
フェイルオーバやオンラインリカバリの時に実行されるスクリプトで、自動的にレプリケーションスロットを削除/作成しています。 レプリケーションスロット名には大文字を使用できないため、ホスト名を小文字に変換するようにこれらのスクリプトを修正しました。
パッチはSheikh Wasiu Al Hasibによって作成され、Bo Pengによって修正されました。
パラメータwd_escalation_command用のサンプルスクリプトescalation.sh.sampleでSSH接続時のタイムアウト時間を指定するようにしました。(Bo Peng)
不要なログ行を削除しました。(Tatsuo Ishii)
デバッグメッセージ「unset_tx_started_by_multi_statement_query is called in CommandComplete」が誤って残っていました。
DECLAREによって作成されたポータルでアボートしないようにDescribe()
を修正しました。(Tatsuo Ishii)
DECLARE foo CURSOR FORを実行すると、PostgreSQLによって「foo」という名前のポータルが自動的に作成されます。 このポータルはPgpool-IIによって管理されないため、Describe fooメッセージは「unable to execute Describe. unable to get the bind message」エラーで失敗していました。
これを修正するため、Describe()
でダミーの書き込みクエリコンテキストを作成し、Describeメッセージをプライマリ(ストリーミングレプリケーションモード)またはすべてのノード(レプリケーション/スナップショットアイソレーションモード)に送信するようにしました。
新たなテストケース080も追加しました。
この問題はHeather Lapointeによって報告・分析されました。
ディスカッション: https://www.pgpool.net/pipermail/pgpool-general/2023-September/008995.html
NAMEDATALENの重複定義を削除しました。(Tatsuo Ishii)
src/include/pg_config_manual.hのみでNAMEDATALENを定義するようにしました。 また、src/utils/pool_select_walker.c内のPOOL_NAMEDATALENをNAMEDATALENに置き換えました。
ディスカッション: https://www.pgpool.net/pipermail/pgpool-hackers/2023-August/004366.html
PCPがすべてのアドレスをリッスンするにはpcp_listen_addresses = '*'の設定が必要である旨を「Pgpool-II + Watchdogの構築の例」に記載しました。
pcp_node_infoのドキュメントを修正しました。(Tatsuo Ishii)
実際のバックエンドのステータスは、pg_isreadyではなくPQpingParamsを使用して取得しています。
follow_primary_commandのドキュメントの説明を強化しました。(Tatsuo Ishii)
pcp_recovery_nodeを使用しない場合は、pcp_attach_nodeの実行が必要である旨を記載しました。
pgpool_setupを強化しました。(Tatsuo Ishii)
フェイルオーバスクリプトおよびフォロープライマリスクリプトでより適切なログを出力できるようにpgpool_setupを改善しました。