パスワードを引数に渡したくない場合は pg_md5 -p を実行すると標準入力からパスワードを読み込みます。
pool_passwd 認証ファイルに md5 認証パスワードを生成します。
md5 認証パスワードを生成する際、pool_passwd に your_username の md5 認証のエントリが登録されます。
設定ファイル pgpool.confへのパスを指定します。
ユーザ名とパスワードのペアを含むファイルを指定します。
以下は pcp.conf に登録する md5 暗号化されたパスワードを生成する例です。
$ pg_md5 -p password: [your password]
または
$ pg_md5 [your password] acbd18db4cc2f85cedef654fccc4a4d8
また、pg_md5 は、pool_passwd に ユーザー名とmd5 暗号化されたパスワードのエントリを生成するためにも使用できます。
$ pg_md5 -m -f /path/to/pgpool.conf -u username -p password: [your password] $ cat /path/to/pool_passwd username:md55a231fcdb710d73268c4f44283487ba2
パスワードの入力が促されたりコマンド引数の中でパスワードを指定するのを避けたい場合はpg_md5は名前:パスワードのペアをファイルから読むことができます。 すべてのユーザ名と暗号化されたパスワードがpool_passwd認証ファイルに追加されます。
$ cat users.txt username1:secretpassword1 username2:secretpassword2 $ pg_md5 -m -f /path/to/pgpool.conf -i users.txt trying to read username:password pairs from file users.txt $ cat /path/to/pool_passwd username1:md533314126ba0b187df1e37f5ce6a489a8 username2:md58ae92c6e1d6a48d80e2583fe715e2b36
pool_passwd にエントリを登録せず、md5ハッシュされた文字列だけを表示させるには、引数としてパスワードとユーザ名を連結した文字列を渡します。 例として、パスワードに"password"、ユーザ名に"user"を渡す例を示します。
$ pg_md5 passworduser 4d45974e13472b5a0be3533de4666414
実際にpool_passwdに登録するエントリは、先頭に"md5"を挿入してください。つまり、"md54d45974e13472b5a0be3533de4666414"となることに注意してください。