Pgpool-II 4.4.9 文書 | |||
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リリース日: 2023-08-17
共有メモリの初期化後にのみ、システム終了コールバックを呼び出すようにしました。(Muhammad Usama)
共有メモリの取得に失敗して、終了時コールバックが呼び出された場合、クリーンアップ関数は、共有メモリに存在するprocess_infoにアクセスする際にセグメンテーション違反を引き起こす可能性がありました。 process_infoがNULLのときに終了コールバックからの中断で修正することもできますが、共有メモリの初期化に成功した後に関数をインストールする方がより良いアプローチです。 なぜなら、システムの残りの部分は常にprocess_infoがNULLになることはないと想定しており、また、子プロセスが生成される前にクリーンアップをする必要はないからです。
一部のシステムカタログ照会関数にスキーマ修飾を追加しました。(Tatsuo Ishii)
find_primary_node_repeatedlyがsearch_primary_node_timeout指定時間内で終了しない問題を修正しました。(Bo Peng)
pgprotoをパラメータを使用するbindメッセージを処理できるようにしました。(Tatsuo Ishii)
以前、pgprotoはパラメータを持たないbindメッセージしか処理できませんでした。
停止モードの意味を明確にしました。(Tatsuo Ishii)
オンラインリカバリーの説明を改善しました。(Bo Peng)
複数のpgpoolノードでwatchdogが有効になっていない場合、オンラインリカバリーのセカンドステージが適切に機能しないことについて言及しました。
時折発生する069.memory_leak_extendedテストの失敗を修正しました。(Tatsuo Ishii)
偶発するテストの失敗の原因は、pgbenchが終了した後にpsコマンドを実行する前にpgpoolの子プロセスが消えてしまうことにあると判明しました。 これにより、「DISCARD ALL cannot be executed within a pipeline」というkind mismatchのFATALエラーが発生していました。 これを修正するために、pgbenchをバックグラウンドで実行し、pgbenchが終了する前にプロセスのサイズを取得するようにしました。
議論: https://www.pgpool.net/pipermail/pgpool-hackers/2023-May/004338.html