Pgpool-II 4.4.10 文書 | |||
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この章では、Pgpool-IIをインストールする際の様々なヒントを集めました。
Pgpool-IIが他のPgpool-IIサーバやPostgreSQLサーバに接続する際には、ファイアーウォールの管理ソフトによって目的のポートが開けられていなければなりません。
以下の例では、Pgpool-IIの受付ポート番号を9999、PCPの受付ポート番号を9898、watchdogの受付ポート番号を9000、heartbeatの受付ポート番号を9694とします。 まず、Pgpool-IIの使用するポートを開放します。 heartbeatのポートのみUDPで、それ以外はすべてTCPであることに注意してください。
firewall-cmd --permanent --zone=public --add-port=9999/tcp --add-port=9898/tcp --add-port=9000/tcp firewall-cmd --permanent --zone=public --add-port=9694/udp firewall-cmd --reload
CentOS/RHEL7において、PostgreSQLにアクセスが必要な場合の例を示します。
firewall-cmd --permanent --zone=public --add-service=postgresql firewall-cmd --reload
"postgresql"はPostgreSQLに割り当てられたサービス名です。 サービス名の一覧は、以下のようにして得られます。
firewall-cmd --get-services
/usr/lib/firewalld/services/にあなた好みのサービス名を定義することもできることに注意してください。
PostgreSQLが標準の5432ポートではなく、11002をリッスンしている場合は以下のように設定できます。
firewall-cmd --zone=public --remove-service=postgresql --permanent firewall-cmd --zone=public --add-port=11002/tcp --permanent firewall-cmd --reload