Pgpool-II 4.2.19 文書 | |||
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リリース日: 2022-02-17
in_hot_standbyによるメッセージ長の違いに関する不要なログを抑制しました。(Tatsuo Ishii)
PostgreSQL 14 は新しいパラメータを導入しました: in_hot_standby
この値はスタンバイサーバの場合は "on" で、プライマリサーバの場合は "off" になります。 その結果 pgpool のログは以下のメッセージで溢れていました。
LOG: reading message length DETAIL: message length (22) in slot 1 does not match with slot 0(23)
これを防ぐために、パラメータ名がin_hot_standbyでない場合にのみログを出力するようになりました。
また、メッセージにパラメータ名を表示するようになりました。例を示します。
LOG: ParameterStatus "TimeZone": node 1 message length 30 is different from main node message length 24
Discussion: [pgpool-hackers: 4076]
パラメータステータスの取り扱いを変更しました。(Tatsuo Ishii)
バックエンドからパラメータステータスのメッセージが届いたときにただメモリー上に記憶するだけでなく、フロントエンドに転送するようになりました。
pcp_node_infoの実行の際に長時間待機する不具合を修正しました。(Tatsuo Ishii)
Discussion: [pgpool-hackers: 4109]
Coverityによって見つかったヘルスチェックプロセスの問題を修正しました。(Tatsuo Ishii)
Coverityによって見つかったメモリリークを修正しました。(Tatsuo Ishii)
プライマリノードが存在しない場合の対処をするようにfailover()
を修正しました。(Tatsuo Ishii)
プライマリノードが存在しない場合に pgpool が起動したときなどReq_info->primary_node_idが -1 である場合にfailover()
はfind_primary_node_repeatedly()
の呼び出しをスキップしていました。
また、follow_master_commandも実行されませんでした。
Discussion: [pgpool-hackers: 4113]
バックエンドに接続できないときにストリーミングレプリケーションチェックプロセスがリトライしないように修正しました。(bug 742)(Bo Peng)
このリトライによってフェイルオーバに時間がかかっていました。
ドキュメントの誤字を修正しました。(pengbo)
パッチはUmar Hayatによって提供されました。
PostgreSQL YUM リポジトリからPgpool-IIがインストールされないように /etc/yum.repos.d/pgdg-redhat-all.repo を"exclude"する設定を追加しました。(Bo Peng)
ParameterStatusとin_hot_standbyパラメータに関する制約を追加しました。(Tatsuo Ishii)
set_configに関する制約を追加しました。(Tatsuo Ishii)
pgpool_setupが作成するfailoverスクリプトを修正しました。(Tatsuo Ishii)
pgpool_setupがfailover.shを作成するとき、プライマリサーバが存在しない場合を考慮していませんでした。
再コンパイルしないで既存のインストールで回帰テストを実行できるようになりました。(Tatsuo Ishii)
Discussion: [pgpool-hackers: 4077]
noinstall モード時のpgpool_setupとwatchdog_setupのバイナリパスを修正しました。(Bo Peng)