Pgpool-II 4.1.23 文書 | |||
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リリース日: 2017-11-01
/etc/sysconfig/pgpool を RHEL6 と RHEL7 向けに分け、RHEL6 では起動時に "-n" オプションを指定するようにしました。(bug 343) (Bo Peng)
RHEL6 では、起動時のログが出力されなくなったとの報告がありました。
たまににフェイルオーバが実行されない watchdog の不具合を修正しました。(Muhammad Usama)
今までは、watchdog プロセスは、自分の状態のみを考慮し、フェイルオーバおよびフェイルオーバロック要求の処理を判断していました。
しかし、この処理の問題点は、ある watchdog が自分をクラスタのマスター/コーディネーターとして通知し、スタンバイノードが自分をマスターノードとして認識するのを待っている間に、自分の状態はマスター/コーディネータですが、まだフェイルオーバおよびフェイルオーバロック要求処理することはできませんでした。
そのため、たまに watchdog クラスタがリーダーを選出している間にフェイルオーバが実行されないことがありました。
修正案としては、ノードがフェイルオーバおよびフェイルオーバーロック要求を受け入れる前に、完全にマスター状態を取得したことを確認するように修正しました。
ストリーミングレプリケーションモードで 'H'(フラッシュ) メッセージの処理に関するバグを修正しました。(bug 345) (Tatsuo Ishii)
ユーザが 'H' メッセージの直後に応答を読み込もうとすると、Pgpool-IIはハングアップしまていました。 因は、'H' が受信されたときに拡張クエリモードがリセットされ、保留メッセージが使用されなかったためです。
フェイルオーバの直後にグローバルバックエンドの状態が誤って上書きされる不具合を修正しました。(Tatsuo Ishii)
詳細は [pgpool-general: 5728]を参照してください。
exit シグナルハンドラが ereport を呼び出さないように修正しました。(Tatsuo Ishii)
詳細は [pgpool-hackers: 2545]を参照してください。
OpenSSL 1.1に対応しました。(Tatsuo Ishii, Muhammad Usama)