diff --git a/doc.ja/src/sgml/installation-rpm.sgml b/doc.ja/src/sgml/installation-rpm.sgml
index b575ac8..2be0d23 100644
--- a/doc.ja/src/sgml/installation-rpm.sgml
+++ b/doc.ja/src/sgml/installation-rpm.sgml
@@ -1,108 +1,231 @@
-
+
RPMからのインストール
- この章では、RPMからPgpool-IIのインストールについて説明します。
+ この章では、RPMからPgpool-IIをインストールする方法について説明します。
ソースコードからインストールする場合は、を参照してください。
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+ Pgpool-IIコミュニティはRHEL9/8/7および互換OS向けにRPMパッケージを提供しています。
+ パッケージファイルはPgpool-IIの公式リポジトリから入手できます。
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+ 以下のパッケージがあります。
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+ Pgpool-II RPM Packages
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+ パッケージ名
+ 説明
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+ pgpool-II-pgXX
+ Pgpool-IIの動作上に必要なライブラリやバイナリが含まれる
+
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+ pgpool-II-pgXX-extensions
+ オンラインリカバリ機能を使用する場合、このパッケージをすべてのPostgreSQLサーバにインストールする必要がある
+
+
+ pgpool-II-pgXX-debuginfo
+ デバッグ情報が含まれる
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+
+ pgpool-II-pgXX-debugsource
+ RHEL8/9の場合のみ。デバッグ情報が含まれる
+
+
+ pgpool-II-pgXX-extensions-debuginfo
+ RHEL8/9の場合のみ。デバッグ情報が含まれる
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+ pgpool-II-pgXX-devel
+ 開発者向けのヘッダーファイルが含まれる
+
+
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- RPMのインストール
- Pgpool-IIの公式RPMは、https://www.pgpool.net/yumから入手できます。
+ Pgpool-IIはPostgreSQLのライブラリと拡張のディレクトリが必要です。
+ そのディレクトリへのパスはPostgreSQLのバージョンごとに異なっているので、Pgpool-IIはPostgreSQLバージョンごとにパッケージを提供しています。
+ 上記パッケージの「XX」はPostgreSQLのバージョンを表す2桁の数値です。PostgreSQLバージョンに対応するPgpool-IIのRPMを選んでください。(例えば、PostgreSQL 15を利用している場合は、pgpool-II-pg15を使用してください)
+
+
+ 事前準備
- RHELとその派生ディストリビューションでは、以下を一度行ってください。
-
-dnf install https://www.pgpool.net/yum/rpms/4.4/redhat/rhel-8-x86_64/pgpool-II-release-4.4-1.noarch.rpm
-
+ Pgpool-II関連のパッケージはPostgreSQLコミュニティのリポジトリにもあるため、
+ PostgreSQLのリポジトリパッケージがすでにインストールされている場合は、PostgreSQLコミュニティのリポジトリからPgpool-IIをインストールしないように/etc/yum.repos.d/pgdg-redhat-all.repoにexclude設定を追加します。Pgpool-IIとPostgreSQLをそれぞれ別のサーバにインストールする場合は、以下の設定は不要です。
+
+
+vi /etc/yum.repos.d/pgdg-redhat-all.repo
+
+
- そして以下を実施してください。
-
-dnf install pgpool-II-pg15
-
+ 以下は、/etc/yum.repos.d/pgdg-redhat-all.repoの設定例です。
+
+
+[pgdg-common]
+...
+exclude=pgpool*
-
+ RPMのインストール
+
+
- pg15は、PostgreSQL 15を意味しています。
- Pgpool-IIはPostgreSQLのライブラリと拡張のディレクトリが必要です。
- そのディレクトリへのパスはPostgreSQLのバージョンごとに異なっているので、PostgreSQLに対応するRPMを選んでください。
- またRPMは、PostgreSQLコミュニティRPMを使用することを前提としています。
-
-dnf install pgpool-II-pg15-debuginfo
-
+ ここではPgpool-IIの公式YUMレポジトリを使用してPgpool-IIをインストールします。
+
+
- これにより、コアファイルあるいはバックトレースにおいて、デバッグ用のシンボルを得ることができます。
- インストールすることを推奨します。
- 開発向けのオプションパッケージがあります。
-
-dnf install pgpool-II-pg15-devel
-
+ 以下の手順はRHEL8にPostgreSQL 15に対応したPgpool-II 4.4.xをインストールすることが前提となります。
+ 他のバージョンのPostgreSQLを利用している場合は、PostgreSQLのバージョンに応じて「pgXX」を適宜置き換えてください。
+
+
- これにより、開発者向けのヘッダーファイルがインストールされます。
+ まず、Pgpool-IIバージョンとディストリビューションに対応するレポジトリをインストールします。
+ REHL7/9の場合は、こちらを参照してください。
-
+
+dnf install https://www.pgpool.net/yum/rpms/4.4/redhat/rhel-8-x86_64/pgpool-II-release-4.4-1.noarch.rpm
+
- すべてのPostgreSQLサーバに、以下をインストールしてください。
-
-dnf install pgpool-II-pg15-extensions
-
-
+ 次に、Pgpool-IIをインストールします。
+
+
+dnf install pgpool-II-pg15
+
+
+
+ Pgpool-IIのオンラインリカバリ機能を利用するには、すべてのPostgreSQLサーバに、pgpool-II-pgXX-extensionsをインストールします。また、pgpool-II-pgXX-extensionsはpgpool-II-pgXXパッケージに依存しているため、Pgpool-IIとPostgreSQLをそれぞれ別のサーバにインストールしている場合は、pgpool-II-pgXXもPostgreSQLが稼働しているサーバにインストールする必要があります。
+
+
+
+
+ pgpool-II-pgXX-extensionsはPostgreSQLサーバ側にインストールするパッケージとなります。Pgpool-IIとPostgreSQLをそれぞれ別のサーバにインストールしている場合は、pgpool-II-pgXX-extensionsはPgpool-IIが稼働しているサーバにインストールする必要はありません。
+
+
+
+dnf install pgpool-II-pg15-extensions pgpool-II-pg15
+
+
+
+ 必要に応じて、開発者向けのオプションパッケージdebuginfoおよびdevelパッケージをインストールします。
+
+dnf install pgpool-II-pg15-debuginfo pgpool-II-pg15-devel
+
- RPMの設定
+ Pgpool-IIの設定
- RHEL7,8/CentOS7,8では、Pgpool-IIの自動起動を設定する場合、以下を実行してください。
+ RHEL7/8/9では、Pgpool-IIの自動起動を設定する場合、以下を実行してください。
systemctl enable pgpool.service
@@ -142,8 +265,8 @@ systemctl start pgpool.service
Pgpool-IIを停止するには、以下を実行してください。PostgreSQLを停止する場合、Pgpool-IIを先に停止する必要があります。
@@ -156,45 +279,5 @@ systemctl stop pgpool.service
-->
この後、PostgreSQLサーバを停止しても構いません。
-
-
- RHEL6/CentOS6では、Pgpool-IIの自動起動を設定する場合、以下を実行してください。
-
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-chkconfig pgpool on
-
-
-
- この後Pgpool-IIを起動するには、システム全体を再起動するか、以下を実行してください。
- PostgreSQLサーバは、これよりも前に起動済みでなければならないことに注意してください。
-
-service start pgpool
-
-
-
- Pgpool-IIを停止するには、以下を実行してください。PostgreSQLを停止する場合、Pgpool-IIを先に停止する必要があります。
-
-
-service stop pgpool
-
-
-
-この後、PostgreSQLサーバを停止しても構いません。
-
-
-
-
+
diff --git a/doc.ja/src/sgml/installation.sgml b/doc.ja/src/sgml/installation.sgml
index 8529952..5ddea79 100644
--- a/doc.ja/src/sgml/installation.sgml
+++ b/doc.ja/src/sgml/installation.sgml
@@ -258,7 +258,7 @@
pgpool-II-&version;.tar.gzという名前のファイルを入手してください。
ファイルを入手したら、展開します。
- tar xf pgpool-II-&version;.tar.gz
+tar xf pgpool-II-&version;.tar.gz